安全対策委員会と聞くと、言葉のイメージから「大変そう」というイメージがあるかもしれませんが、
院内の委員会の中で一番ざっくばらんに意見交換をしている委員会ではないかと密かに思っています。
(実は、委員会時間の2時間全てを意見交換時間に使うほど意見交換が白熱することがありました)
安全対策委員会では、毎月各部署のインシデント事例をもちより、【RCA分析】や【KYT】の手法を用いて話し合う時間を設けています。
そのため、2年ほど安全対策委員として活動すると、自然と家庭内の出来事まで「なぜなぜ」と考えていたり、「KYT」をしている自分に
気づくことがあります。
【RCA分析】では、「なぜ」「なぜ」を合言葉に根本分析を実施します。
「なぜ」「なぜ」と分析を続けていくと、思いもよらないような原因がでてくることがあります。
たくさん生えている雑草も根元まで引っこ抜かないと雑草はまた生えてきますよね。それと同じように【RCA 分析】を実施することで
見えていないことも深く考えることができ、根本の原因まで掘り下げ対策を考えています。
【各部署の安全を守るために任命された心強い委員さんたち】
また、患者さんのベッドサイド環境を再現し、患者さんが安全に過ごせる環境について“わいわいがやがや”と話し合うこともあります。
ただ、話し合うだけでなく、【KYT】を行い、危険予知訓練をします。この活動を通して危険に対する感受性を高め、
安全性を先取りする能力を養い、ここでの学びを各部署に持ち帰り実践します。
これからも、こつこつとインシデントの発生状況や傾向を見ながら、委員会内で具体的な改善策を検討し現場へフィードバックできるよう
取り組んでいきます。
やっぱり看護が好きっ♡(⁎>ᴗ<⁎)