実習生の時にがん患者さんを受け持つ機会があり、様々な経験をさせて頂きました。実習中は全てに緊張し、思うように看護ができず、看護の難しさを実感したと共に、がん看護に興味が湧きました。入院生活中に、その人らしく安心して過ごせるために、患者さんやご家族へ何か1つでも多く看護師としてできるケアはないか、学びを深めたいと思いがんセンターを志望しました。
幅広い経験年数の看護師や認定看護師が在籍しており、教育体制も充実し勉強会も定期的に開催しています。育休を経て職場復帰した際は、病棟スタッフに温かく迎え入れてもらい、困ったときはアドバイスや指導をしてくださり、一緒に考えてくれます。また、子供の行事にも参加できるように、勤務調整してくれます。
就職1年目の時に、抗がん剤の副作用で苦しんでいる患者さんがいました。何かできることはないか、先輩に聞きながらとにかく必死に看護ケアを考えていたように思います。その患者さんから、退院の日に泣きながら「あの時はありがとう」と言われたときに、私も一緒に涙しました。1年目で、まだまだ頼りない看護師だった私ですが、それでも喜んでもらえたことに嬉しく思い印象に残っています。
日々医療が進歩し、看護師も専門的な知識や技術が求められています。がんセンターは、専門性が高く、治療を含めがん看護に関して、最新の知識がアップデートでき多くのことを学ぶことが出来ます。
仕事と子育ての両立に不安を抱えていると思います。でも、ママさんナースは多く、福利厚生も充実しているので安心して働けます。毎日子育てに奮闘しながら、休日には自分自身のストレスを溜めないようにリフレッシュできる時間を作り、また子供との時間を大切に過ごしています。心強いスタッフに囲まれ、一緒に患者さんの希望に沿った看護を考えることができ、日々やりがいを感じています。
一緒に楽しく看護ができる日を心待ちにしています。