集中治療室は大きな手術を受けた患者さんのみでなく、がん治療中に副作用や合併症が生じ集中治療が必要になった患者さんが入室するところです。
【集中治療室にあるお部屋の一つです】
集中治療室の部屋にも窓はありますが、ベッドに寝たままでは外が見えません。
外が見えても窓から見えるのは、このように向かいの建物の壁であったりします。
しかしそんな集中治療室でも、春を感じることができる場所があります。
今日は、患者さんもスタッフも外の景色を見てほっとできる場所を紹介したいと思います。
【手術室から集中治療室に続く廊下から見える景色です】
手術後、患者さんはこの景色を目当てに頑張ってリハビリを行っています。
【集中治療室の一番奥にある部屋から見える景色です】
みなさん、おわかりでしょうか?
窓の外には桜の木があり、つぼみも少しずつ膨らんできています。
あと数週間すると、ちょうど視線の高さに満開の桜が窓一面みえ、まるで絵画のような景色をみることができます。患者さんのベッドの位置を変え、春を感じてもらうことができます。
患者さんのみならず、スタッフも、この満開の桜をみて、毎年こころがほっこり満たされ、元気をもらいます。
素敵な景色は、春だけではありません。夏には緑の美しい葉桜、秋には桜の葉が色づき桜紅葉となります。
景色だけでなく、ケアでも、患者さんが少しでも安心して過ごせる集中治療室でありたいと思い、日々頑張っています。
やっぱり看護が好きっ♡(⁎>ᴗ<⁎)